2023/06/16

エルデンリング考察8 命を運ぶ、運命と星の変化。ならびに隕石という神授について

 命を運ぶ、星と運命の変化。ならびに隕石という神授について

運命を司るのが星光ならば、命を運ぶのは流星ではないか?



1.【命を運ぶもの、】

かつて狭間の地には、大いなる意志により黄金の流星と共に獣が送られ、それはエルデンリングへと変わりました。


「エルデの流星」

最古とされる黄金樹の祈祷

「伝説の祈祷」のひとつ


無数の黄金の流星を生じ、周囲を攻撃する


かつて、大いなる意志は

黄金の流星と共に、一匹の獣を狭間に送り

それが、エルデンリングになったという


そのエルデンリングを根源とする黄金樹の下、マリカたちは豊穣の栄華を誇り。

そして彼らの王都軍もまた、黄金樹の麓で採れる良質な鍛石に支えられていました。


「鍛石【5】」

狭間の地で、あらゆる武器を鍛える石

特に黄金を帯びた希少なもの


武器を+15まで強化できる


それは黄金樹の麓の地で採掘され

王都軍の精強を支えたという



まさに命を運ぶ、輝く星が齎した豊穣の時代。

ですが、それは束の間でした


「黄金樹の恵み」

かつて、黄金樹は豊穣であった

そして、それは束の間であった

すべての生命と同じように



2.【大いなるいし】

本題に戻り、大いなるいしについて考察します。

大いなる意志について語られるテキストは非常に少なく、また大いなる意志に関連するもののテキストにも多くは出てきませんが、それらにはある特徴があります。


それは流れる星、すなわち流星が関連することです。



悪意ある流星、アステールから始まり、黄金の流星

そして、それが変化した流れる星すら律し、命の灯火を高らかに輝かすエルデンリング


「暗黒の落とし子、アステールの追憶」

黄金樹に刻まれた

暗黒の落とし子、アステールの追憶


遥か彼方、光の無い暗黒で生まれた星の異形

それはかつて、永遠の都を滅ぼし

彼らから空を奪った、悪意ある流星である


「ノクス剣士の冠」

大古、大いなる意志の怒りに触れ

地下深くに滅ぼされた、ノクスの民は

偽りの夜空を戴き、永遠に待っている

王を。星の世紀、夜の王を


「エルデの流星」

かつて、大いなる意志

黄金の流星と共に、一匹の獣を狭間に送り

それが、エルデンリングになったという



大いなる意志と流星は共に語られ、また神授塔には2本指らしき干からびた木片

エレベーター下部や2本指を囲むように赤みを帯びた石が設置されています。


神授塔、神授の塔。

それを文字通り考えると、神とは狭間の地においてエルデの獣、マリカ&ラダゴン、大いなる意志の5柱と外なる神たちですが。

2本指がいることから、その神とは大いなる意志だと考えます。



次に神授とは神から授かること、かつて大いなる意志は何を授けたか


それは流星、すなわち隕石。

大いなる意志が齎した黄金の流星と獣

そして同じく齎したであろう、落とした子アステール

両者ともであり、そして降る星の獣降る星の成獣もまた、成長するに連れアステールによく似た瞳を持ちます。

そのため、彼らもまた大いなる意志によって齎された、アステールに成長する星であり獣だと考えます。



そして最後に赤い石ですが

啜り泣き半島、アルター高原の隕石跡地ならびに、坑道のボス部屋床神授塔の赤い石に良く似ており


前述の良質な鍛石と合わせて考え、あの赤く光る石隕石であり、神授の象徴と考えています。


これらから、大いなる意志と流星は深い関係があると考えます



3.【命育む、太陽の光】

大いなる意志が送った獣が変化した、流れる星すら律する偉大なるエルデンリング。

その律した、流れる星とは何なのか?

いえ、そもそもエルデンリングとは何か?



謎は深まり、闇は深まり、道は見えず。


そしてこう悩むときは少し、望遠鏡を覗き

夜空の星を見上げます。

どこであれ、星は魔術師の側で見守ってくれています。私は魔術師ではありませんが。


黄金樹に隠れる月と、夜空に掛かる黄金の光


「望遠鏡」

カーリア王家の星見の道具

その一部が取り外され、持ち出されたもの


遠くの景色が大きく見える


黄金樹の時代、カーリアの星見は廃れていった

夜空にあった運命は、黄金の律に縛られたのだ



ですが夜空には運命がなく、それは黄金の律に縛られているようです


黄金の律とは何か?


指読みのエンヤ、2本指の言葉

「偉大なるエルデンリングは、黄金の律

それは世界を律し、生命は祝福と幸福を謳歌する



私はそれを流れる星すら律し、命の灯火を高らかに輝かす、偉大なるエルデンリングそれを根源とする黄金樹のルールだと考えます。


「マリカの言霊 デクタスの大昇降機」

黄金樹は、すべてを律する。選ぶがよい

我らの律の一部となるか?それとも律の外にあり…

何の力も持たぬ、辺境の傍流となるか



偉大なるエルデンリング

それの修復ルーン不思議と太陽と似た輪であったり、作成者には同じく太陽に良く似た輪に縁があったりと、不思議な縁があり。

そして太陽は星とも言え強い光を放ち世界を照らしています


「ぬくもり石」

二本指の祈祷を施した遺跡石

製作可能なアイテムのひとつ


FPを消費して、ぬくもりを生じ

近い者のHPを持続的に回復する


かつて黄金樹は、太陽に似て暖かく

ゆっくりと人々を癒したという



律が法則すなわち運命どうあるかを縛るのならば。まさにエルデンリングとは星光であり。

その強い光で他の星すら律する一種の太陽ではないか?


そしていつからかそれの影はなくなり輝くもの、黄金の律になった。

そう影はなく、ただ光がある律。


ですがそれは少しだけ、歪んでいたのでしょう。


指読みのエンヤ

死のルーンとは、即ち運命の死

黄金の律のはじまりに、取り除かれ、封じられた影」



光があれば、影があり。光が強ければ、強いほど影は濃くなり暗くなる。

永遠の火などなかった、あの世界のように



4.【黒い月と太陽】


かつて夜空には運命があったように
永遠の都ノクステラには、無数の星を従える黒い月がありました。


「ノクステラの月」

永遠の都、ノクステラの秘宝

「伝説のタリスマン」のひとつ


記憶スロットを増やす


それは、彼らが失くした黒い月を模している

ノクステラの月は、無数の星を従えていた


黒い月とは何か?

私はそれはある種の月食であり
太陽を陰らせ、永遠の暗黒のように星を引き込み運命に交渉するものだと、今考察では考えます。

「メテオライト」

隕石に由来し、重力を用いる輝石魔術

石の肌を持つ白王たちの技


虚空から小隕石を呼び、落下させる

使用し続ける間、隕石落下は続く


大古地下に滅びた、永遠の都では

隕石は星と同じ意味を持ったという



飽き足りない強欲、それに加え指殺しの刃という呪物

それにより大いなる意志アステールという怒りを永遠の都に落とし、同時に黄金の流星と獣を狭間の地へと齎した。


それにより狭間を照らし、黄金樹と月は結ばれたと、まるで太陽のように語られる世界樹

黄金樹という名のすべてを律する太陽を作り出したのではないかと考えます。



【※この考察とは少しズレますが永遠の都の滅びについての別考察】

永遠の暗黒により、大いなる意志到来。

永遠の都にアステールと黄金の流星と獣を送り込み、エルデが稀人マリカに使命授与。

その後、永遠の都跡地近くに黄金樹とローデイル建設。


永遠の暗黒を最初にするならこちらの方が綺麗です。



5.【現在の星の変化】

そして最後に私が思う

狭間史における、現代の星の変化についての考察で締めます。


黄金が齎された時代から時は下り、学院とローデイルは争い、夜空は縛られ、だが赤い髪の英雄は侵略を悔い、黄金樹と月は結びつき。だがラダゴンは月を捨て去ってしまい。

かつての結びつきにより生まれたラダーンがただ一人、サリアに降る星を砕き運命を止め


陰謀の夜、黄金の貴公子が死した後、マリカはリングを砕き

黄金樹は陰り、世界はどうしようもなく壊れてしまい

けれどマリカの子らは、同時に何者にもなれるようなり

そうして起こった破砕戦争の後、戦祭りと共に英雄が見送られ、星と共に運命が再び動き出した


これが狭間の地での運命と星の変化だと私は考えています



【考察まとめ】

・大いなる意志の神授は隕石と思われる

・夜空の運命を縛ったのは黄金樹というルールと考察

・黄金樹とはすべてを律する太陽では?

・ノクステラが怒りを買ったのは、黒い月の月食による太陽の陰りと指殺しの刃が原因と考察

・ラダーンが星を止め、再び星が動き出した


終わり 2023/6/16

0 件のコメント:

コメントを投稿