エルデンリング考察 ラダゴンの赤狼はラダゴンの英雄説
1.【 獣が付く者たち】
狭間の地にて、王や神人にはゴッドフレイやマリカのように獣がつけられ、また獣は英雄や王にひかれます。
「獣集いの鎧」
小さな獣たちを刻んだ銀の胴鎧
背律者ベルナールの装備
獣は英雄に惹かれ、王に惹かれる
故にこれは、王たる英雄の鎧であり
ベルナールはそれに相応しかった
彼の巫女が、火に身を投げるまでは
仮に、英雄ラダゴンにも獣が付いており、その獣がラダゴンの赤狼と考えたとき
戦士ホーラ・ルーが王ゴッドフレイになるためにセローシュを背負い
長征の果て、戦士に戻るために獣を下ろしたように
ラダゴンは英雄であるために赤狼を連れ、王配ラダゴンとなるために獣をおいていったという考察です
根拠といたしましては、ラダゴンは完全たるを目指し魔術を学んだとあったり、己の赤髪に絶望したりと、道中感情が色濃く見えますが
最終局面にて戦う際には魔術を一切使わず、祈祷、槌、パリィで戦い。また動きも無機質なところがあるなどテキストとの違和感を覚えます。
それに比べ赤狼は輝剣、ほうき星などの様々な魔術を使いこなし、狭間の地においても上位にはいる多才さです。
そんな赤狼は通常の魔術と違い、時折彼の毛のように「赤みを帯びた黄金の剣」を生みだし、攻撃してきます
2.【ラダゴンが目指した完全とは何か?】
エルデンリングにおいて色は重要であり、さざれ石が示すように黄金律において金色は良い色でありラダゴンの目指した完全の色も金であり、赤ではなかったと考えます
「さざれ石の聖印」
古竜の鱗とされる、さざれ石の聖印
王都古竜信仰の祈祷を強化する
古竜信仰は、黄金樹への裏切りではない
この聖印も雷も、すべて金色なのだから
「黄金樹のサーコート」
王都ローデイルを守る兵たちの胴鎧
サーコートには、堂々たる黄金樹が描かれている
その黄金の下地は、他の軍勢には許されていない
「巨人の赤髪」
火の巨人の、燃えるような赤髪を
編み込み束ねた太鞭
巨人たちは、皆一様に赤髪であり
ラダゴンは、自らの赤髪に絶望したという
それは巨人の呪いだったろうか
3.【英雄の赤い黄金】
そしてラダゴンは※赤髪の英雄とも呼ばれ、様々なテキストで英雄という名と共に赤い髪の名も呼ばれ、ラダゴンの赤狼もまた赤毛であり彼と赤は深く関係しています
※赤い髪の英雄とも呼ばれています
ですがその赤色は英雄の物であり、王にはいらなかったのではないか?
赤狼、彼らは多くの場所にいます
ですが赤金の剣を振るう個体は確認できる限り、「ラダゴンの赤狼」と「英雄の赤狼」の2体のみです
※間違っていたらごめんなさい
※間違っていました。聖別雪原の個体も赤金の剣を振るいます。申し訳ございませんでした
その赤は、彼が王となったときに狼と共に捨てられ、彼が英雄であった頃のように学園で魔術を学び続ける
そして争うときはかつてのラダゴンのように魔術と祈祷、青い剣と赤みを帯びた金色の剣を生み出して戦うのではないか、そんな考察です
※赤狼の赤い剣が祈祷とは証明できないので
コミカライズ、DLC次第で破綻します
【余談】
エルデンコミカライズに解釈負けしました
赤狼が魔術と、祈祷らしき物を使っているなら
それは魔術と祈祷、まさに黄金樹と月が結ばれていたを連想させるボスです
【追記】
赤狼には夜と炎の剣やカーリア騎士シリーズのような赤と青の宝石があるため、元は巨人と星見側なのかもしれません
ラダゴンの赤狼も英雄の赤狼もラダゴンで繋がり、マリカの縋は巨人と、ローデイルの強さは良質な鍛石が支えています
このあたりは鍛冶で繋がっているようです
2023/6/6投稿
2023/6/7追記
2023/7/15追記
0 件のコメント:
コメントを投稿